
真昼の血統――SONYをSONYで覗く
2003.06.08 Sun 17:03
カシオ計算機から発売されていたQV-4000というデジタルカメラが好きだ。
SONY製413万画素Super
HAD CCDと、CANON製F2.0-2.5/f=7-21mmレンズを用いて、非常に精細で素直な発色の画像を生成する。単3電池で駆動し、2003年6月現在、秋葉原のCASIOショップではアウトレット扱いではあるが、土日限定で30,000円を切る価格で販売されている。
某掲示板の情報を読んで欲しくてたまらなくなり、買ってみると噂通りの逸品であり、主に風景写真用に愛用しているのだが、残念ながら噂通り液晶表示が明るい戸外で見辛く、フードを取り付けたくなってきた。
sony-styleの通販サイトに、同社のデジタルカメラMVC-CD300、MVC-CD200、MVC-FD100、MVC-FD200用として液晶フードファインダーDSAC-MVC
販売価格: 6,750円(税・送料別)というのが販売されており、ちょっといじればQV-4000に取り付けられそうな気がしたので購入してみた。
対象とされているSONY製のデジタルカメラにはワンタッチで着脱できる仕組みになっており、QV-4000には両面テープでつけっぱなしで良いと思っていたので、ワンタッチ着脱のための機構と凸部を削り取ってしまうことにした。滝本ヨウさんの木削り教室でナイフも使い慣れているので、手を切らないように気をつけながらプラスチックを削る。
問題は液晶パネル左側に「測光方式」「ホワイトバランス」「測距方式」「AEロック」をコントロールするプッシュボタンがあり、液晶フードがその部分にかかってしまうのである。液晶フードファインダー左側面に辛うじて親指が入ればプッシュ可能であり、しかもファインダーを覗いた際、微かな光でボタン表示の文字が読めるので数ミリの切り欠きを作ることにした。その部分から液晶面への漏光は、撮影時、自然に左親指が行く場所なのでそれでカバーすることにした。
切削作業を終え1ミリほどの厚さのある強力両面テープで固定するとしっかりととまり、液晶フードファインダーを持ってカメラを持ち上げても大丈夫そうだ。覗いてみると愛用しているOLYMPUS
C-720の液晶ビューファインダーを凌ぐ見栄えであり、2.5型大形液晶用のためQV-4000の1.8型液晶を見るには多少眼を遠ざけても全視野が確認でき、ハイ・アイポイントのビューファインダーのように機能し、眼鏡をかけている僕にも都合がよい。


この液晶フードファインダーDSAC-MVC というのは良くできていて45度の反射ミラー部を開くと通常のフードのようになり、内部の清掃も容易である。しかも接眼レンズには視度調整機構も組み込まれている念の入りようである。


SONY製CCDの結像をSONY製のファインダーで覗くわけで、苦肉の策で大型化してしまうのが難点だが、手持ちの他社デジタルカメラより遙かに使いやすくなり、町歩きには手放せないカメラになりつつある。

