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【「清水市は無くなる」を考える】

連休初日、清水蔵談義参加を兼ねて里帰り。

清水駅前に降り立つと、何と駅舎が無い!
事実上、静岡市に吸収合併されることが決まったというが、国破れて駅舎無しかと哀しい気持ちになる。そうか、清水駅橋上化も決まったんだっけなぁと思い出す。

伊東交通のタクシーに乗り込んでドリームプラザまで。
蔵談義仲間のミナトトラベルセンターを訪ねて今夜蔵談義での再会を約し、次郎長通りの魚初まで。長男の入学祝を述べて港橋たもとの「えびす」という蕎麦屋へ行くが臨時休業。実は清水ならではの「親子丼」が、まだ絶滅せずに存続しているかもという情報を得ていたので確認しておきたかったのだ。

「静岡の親子丼というのをご存じでしょうか? 注文の時「卵とじの親子丼」といわないと、卵とじの親子丼は出てこないのです。そして、出てくるのは、炒り卵の親子丼なのです。鶏肉、タケノコ、椎茸、カマボコ(ナルトを使っているお店もあり)などを甘じょっぱく煮てご飯に混ぜ、その上に炒り卵がのっているのです。(中略)静岡市には、中村屋という親子丼専門店もあります。ここでは、メーンは炒り卵、ただし卵とじもあります。

かつては清水市内ではこういう親子丼を供していたらしいのである。仕方なしに、浜田小学校そばの老舗「たなべや」に行き親子丼を注文してみる。

残念ながら全国区の親子丼が出て来たけれど、サラダ、お漬物、味噌汁がつく良心的なもので、ああ「たなべや」の味がするなぁと感謝。これはこれでなかなか美味しい。

続いて駅前銀座商店街が鉄火巻世界最長に挑戦するというイベントを見に出掛ける。ああ、去年もこの時間帯にこうやって歩いたっけなぁということで、去年と同じ高田屋のソフトクリームを食べながらぼちぼち歩くことに。

高田屋のソフトクリームを食べながらというのが、清水っ子の正しい銀ブラの仕方なのである。通常のソフトクリームが今時なんと100円。大盛りだとジャンボであり、ちょっと乳脂肪分の高い大人向けがスペシャルソフトということになる。写真はそのスペシャル。高田屋のソフトクリームの特徴は、さっぱりしていて食べ飽きず、食べた後喉が乾いたりすることがないこと。そして、何よりもコーンがさくさくしていた美味しいこと。良心的な商売で、お客さんがあとを絶たないため、コーンが湿気たり脂焼けたりしている暇が無いのである。誠実な商売と、それを理解する客が店の特徴を作る好例だろう。

ここしばらく見慣れてしまったとはいえ、橋脚が剥き出しになった清水橋は異様な感じがするものだ。何となく切ない思いが込み上げるので足早に駅前銀座商店街のアーケードへと吸い込まれて行く。

日本一の鉄火巻256メートルは既に巻き終えられていたのも去年と同じなら、簀巻きにしたした鉄火巻を頂いてしまうのも去年と同じ。寝具ランド石川さんや家具の小松屋のなおさんに逢うのも去年と同じで、年々歳々同じ場所で同じ顔ぶれに会えるのが何よりも嬉しい。

●順番に見てね(^^)!

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